県西部地域を視察訪問しました。

昨日、多文化共生部会メンバーを中心に、雇用・共生・教育の視点で県西部の企業や行政機関等を訪問しました。

はじめにお伺いしたのは、平野ビニール工業株式会社。

従業員の6割が外国人県民や実習生であり、社内には日本人従業員と共に働ける仕組みづくりがされていました。

国民性を理解し、日本で求められる品質などについては従業員同士がコミュニケーションを図りながら、品質の維持向上に努めておられました。

また、浜松市内で開校しているムンドデアレグリア校では、卒業生の進路や学校運営における諸課題について伺いました。

多文化共生において課題と目されるのは当然「言語」です。

しかしながら、今は文明の利器によって比較的リアルタイムで翻訳ができます。

そうなると、真に求められるのは心理的なボーダー、つまり相手国の異文化を認め合う心ではないでしょうか。

会派では、次年度以降に県が取り組む多文化共生施策に皆様のご意見を取り入れ、多角的な視点で提言をしてまいります。