志太の教育を語る会 【佐野愛子】

 
学校現場で働く教職員の皆様から生の声を聴いて県政に反映するための会を開いています。今年で18年目となります。
 
勤務時間終了後、自分の住まいの中学校区の交流センター等に集まっていただき、私が簡単な県政報告をします。そのあとは小グループに分かれて各人が学校での悩みや課題、こうなったらいいなと思うことなどを話し合います。毎年の開催なので「わあ、一年ぶりだね。元気?」などの歓声も飛び交います。
 
中には「どうしても愛子さんに聞いてもらいたいから。こんなにひどい中で私たちは我慢できない。」などという悲痛な叫びもあります。
 
志太地区は、藤枝、島田、焼津の3市で構成されており、昔から志太一円として教育課題解決や研修を積み重ねてきました。しかしながらお互い話してみると、意外なところで違いがあったりして驚くこともあります。今年の課題はなんといっても暑さ対策です。普通教室にはエアコンが設置されたのですが、特別教室や体育館はこれから。そんな中で焼津市だけが急遽体育館にエアコンが100%設置されました。この体に危険な猛暑で、外でも遊ぶことができない、プールも中止という生活を余儀なくされている子どもたちにとって体育館で活動できることは本当にありがたいことです。
 
「いいなあ。」という他市の先生たちのうらやましそうな顔が印象的でした。進んでいる市に追いつくように藤枝、島田市も頑張らなければなりません。 
 
私は若い先生たちから元気を頂くし、先生方も少しでも希望をもって働くことができるようこれからも頑張っていきます。