これからの静岡県減災対策について【鈴木唯記子】 この夏はふじのくに防災士の認定を取得すべく、静岡県立大学草薙キャンパスへ通いました。私が防災士になろうと思ったキッカケは、コロナ後の地元防災訓練の参加者の大幅な減少に危機感を覚えたこと、また防災に関する気軽な少人数の勉強会を開催してほしいという声を多くいただいたことでした。そこには、行政が開催する出前講座を呼ぶにも、人数が集まらず開催までいけなかったり、講師を呼んで参加者が少なかったら申し訳ないという気持ちがあるようでした。私には議会や日々の活動で様々な情報が入ってきますが、皆さんにお話をするにあたり、地域事情をふまえた具体的な話をしたいと考え勉強しようと思いました。講座申込みは毎年7月頃に開始するため、昨年は間に合わず、今年ようやく受講できました。認定をもらうには8割以上の講座出席が必要です。日本防災士機構の資格取得には、加えて試験が必要になります。実は出席率が危うかったのですが、台風で仕事の予定キャンセルと授業がオンラインになったため、ギリギリ達成できました。 そこで危機管理・くらし環境委員会では、 ・県東部と西部にも会場を設置すること ・平日土日合わせた出席しやすい授業日程の検討 ・これまでに取得した皆さんへのアップデート講座の開催 以上について意見をしました。 過去の歴史を紐解いていくと、2030年代に南海トラフ地震が来るのではないかと想定されています。勝負はあと10年。家、職場、学校、通勤通学路など、その土地にどのような歴史があるのか、皆さん自身一人ひとりが把握をすることから減災対策は始まります。私が小学生の頃から、東海大地震はいつ来てもおかしくないと言われ続け、40年以上が経過しています。「自分が生きている間は、もう地震は来ないかもしれない」と思ってしまうのも仕方がないことです。だからこそ実際の被災地と本県皆さんの地震の受け止めに対する大きな開きは問題です。そのことを広く県民に伝え、事前復興を進めるよう県と市、そして防災士会と連携しながら活動していきます。