未来型公共交通についての学び 【菅沼泰久】

 

9月19日の県議会本会議終了後に会派の勉強会を開催し、政策研究大学院大学(GRIPS)の日比野教授をお招きして、未来型公共交通(自動運転バスなど)をテーマにご講義いただきました。日比野教授は、私が2009年4月から1年間、GRIPSの開発政策プログラムに社会人学生として学んでいた際、大変お世話になった恩師でもあります。
 
地方部では少子高齢化や人口減少の進行により、公共交通の維持が年々難しくなっています。利用者の減少に伴う採算悪化や、運転手不足といった課題は全国共通であり、移動手段の確保は地域住民の生活や地域の持続可能性に直結する重要なテーマです。こうした中、未来型の公共交通への期待が高まっています。
 
日比野先生からは、沖縄県の離島・多良間島で進められている最新の自動運転バス実証実験の成果や、地域の実情に即した柔軟な交通システムの在り方について熱意あふれるお話を伺いました。低廉で持続可能な交通インフラの整備は、単なる移動手段の確保にとどまらず、高齢者や子どもを含む誰もが安心して暮らせる地域づくりに直結するものです。
 
また、こうした新たな取り組みを進める上では、住民の声を丁寧に聞き、合意形成を図りながら計画を進めていくことが不可欠であり、その際の地方議員や行政の役割の大きさも改めて実感しました。今回ご教示いただいた知見を踏まえ、今後も会派内で議論と研究を深め、県民の皆様の暮らしを支える政策提言へとつなげてまいります。