9月建設委員会 【田中照彦】 各地から冬の便りが聞こえる季節になりました。 さて、県議会9月定例会が、去る9月17日から10月9日まで開催されました。私は所属する建設委員会において、所管事項について何点か質問をしましたので、主なものを一つ紹介します。“能登半島地震を踏まえた道路啓開計画について”道路啓開とは、地震などの大規模災害時に人命救助や物資輸送を行う緊急車両が通行できるように、道路に散乱した瓦礫の撤去や段差の解消などを行い、早期に最低限の通行ルートを確保する作業のことです。昨年の能登半島地震では、想定以上に多くの道路が土砂崩れ等で寸断されたことや急峻な地形であったことも影響して、道路啓開作業が困難なものになりました。県では、本年4月の道路法改正や、7月に国から示されたガイドラインを踏まえて、道路啓開計画の策定作業を進めていくこととしていますが、既存の道路啓開計画から、新たにどのような点に重点を置き、見直しを行っていくのか、また今回の計画の策定スケジュールについて伺いました。県当局からの答弁は以下の通りです。「新たな道路啓開について、初動体制の強化、災害時における国による機動的な支援、防災活動拠点の機能強化を重点におく。県としては、重点事項を考慮しつつ、地域の特性に応じた、より実効性を高める計画を策定していく。また、能登半島と地理的に類似する伊豆半島では、広域支援ルートにおいて道路啓開の直轄代行制度の拡充等の検討を進めていく。さらに、防災拠点として道の駅の機能強化やトイレコンテナを配備していく。策定スケジュールについては、地方整備局管内における広域ブロック計画は本年8月、国、県、警察等の関係機関で構成する中部道路啓開計画協議会を設置し、本年度の策定及び公表を目指す。また、県単位の計画については、広域ブロックの計画を踏まえ、来年度に策定していく。」大規模災害に対しては、平時から準備していくことが重要です。過去の大規模災害を教訓にして、関係機関と連携しながら、より実効性の高い計画を策定していただきたいと考えています。他にもいくつか質問をしていますので、県議会のホームページをご覧いただけると幸いです。